斑入りの植物の育て方
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ハナミズキの下の斑入りの植物 (斑入りミズヒキ、斑入りギボウシ(ホスタ)、斑入りツワブキなど・・)
斑入りの植物の斑は葉の緑色の色素の葉緑素(クロロホルム)が欠如あるいは形成が少ないためにうまれたものです。
一般的には斑入りの植物は直射日光に当ると葉やけを起こしやすいです。
日陰や半日陰などのシェードガーデンに植えるのが斑入りの植物にとっていい条件です。
また斑入りの植物は木陰で暗いところを明るくしてくれる魅力的な存在です。
我家にも斑入りの植物はたくさんあります。
緑ばかりの葉だと変化がありませんが、そこに斑入りの植物を植えると雰囲気が変わります。
葉物だけで植えていても面白いものです。
また寄せ植えなどに使っても花が終わっても、斑入りの葉がきれいなので長く楽しむことができます。
2007-8-5
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斑入りのジャノヒゲ、斑入りのアイビー、オウゴンカズラなどの葉ものの寄せ植え
春から秋まで形を軽く整えるだけでした。この寄せ植えは長持ちし、2018年まで健在でした。
テイカカズラ 「オウゴンニシキ」(黄金錦)の画像と育て方
最近は雑草対策に木陰に斑入りの植物を多く取りいれて隙間が無いようにしています。
これがバッチリ雑草対策になっています。
また斑入りの植物を入れると花と違い落ち着いた雰囲気でとてもいい感じで気にいっています。
■斑入りの植物の育て方
斑入りの植物は斑の部分に強い光が当ると葉焼けが起こるので、木もれ日のようなやさしい光の中で育てましょう!!
朝少しだけ日が当るという場所でも大丈夫なので、結構庭の中には適した場所が多いと思います。
育てているといつに間にか、緑葉が現れることがあります。
いつまでもその緑葉をそのままにしておくと斑入りのほうが弱く負けてしまいます。
我家も斑入りのギボウシで緑葉が現れたので元からかきとってしまいましょう。
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右側に緑葉が現れたムラサキオモト。これは掘りあげて株分けしました。
夏など光が強い時には寒冷紗をかけたりしなければならないので、最初から木漏れ日の当るようなところを選んだ方がいいと思います。暗い感じになる場所ほど斑入りの植物の出番です。
その他の斑入りの植物として現在我家にあるもの。リンクしていないのは記事が出来しだいアップします m(_ _)m
アイビー(ヘデラ)、斑入りアオキ、斑入りアジサイ、セイヨウイワナンテン・レインボウ(アメリカイワナンテン)、斑入りハイビスカス2種、黄金カズラ、ハツユキカズラ、斑入りハニーサックル、斑入りヒイラギ、ビンカミノールイルミネーション、斑入りヤブコウジ、斑入りランタナ、
イポメア、イレシネ・リンデニー「ピンクファイアー」、カラー、斑入りカンナ、斑入りクローバー、コリウス、斑入りサンパーチエンス、ストロビランテス・ディエリアナ、原種シクラメン、スノードラゴン、斑入りセキショウ2種、トラデスカンチア・メイデンズブラッシュ「コチョウノマイ」、斑入りニューサイラン、ハクリュウ、葉牡丹、ヒューケラ、斑入りフロックス、斑入りブルーデージー、斑入りフウチソウ、ブルンネラ・ジャックフロスト、ベアグラス、ペルシカリア・シルバードラゴン、ラミウム、斑入りヤブラン、ヤバネススキ
ハーブではタイム、パイナップルミント、斑入りワイルドストローベリーなど
山野草では時期的に斑が入るハンゲショウ、斑入りナルコユリ、シラサギカヤツリ、ユキノシタ2種
野菜にもチコリ(カステルフランコ)などがあり、とてもきれいです。
多肉植物にもたくさん斑入りがありますが、これは別にします。
思い出せばまだまだありそうです。
斑入りの植物を上手に取りいれて、センスの良い庭をつくってみたいですね。